以下は自サイト(Zendベース)のサイトトップページのphp7バージョンアップによるxhgui解析比較です。
レガシーなライブラリを使ってると大変ですが、
phpを7にバージョンアップするだけなんで楽ちんパフォーマンスチューニングですね。
php5.6/opcacheの上位ボトルネック(全体22,237 microsecs)
php7.0/opcacheの上位ボトルネック(全体15,680 microsecs)
解析図ではボトルネック箇所がVersionUpで変わっているためメソッド名が上下してます。
主要なボトルネック箇所は以下のように処理時間が早くなってます。
単位はμs
Zend_Config_Ini::_processKey 724 → 355
Zend_Config_Ini::_processKey@1 624 → 274
Zend_Config_Ini::_processKey@2 522 → 272
Zend_Config_Ini::_processKey@3 515 → 251
Zend_Config_Ini::_processKey@4 402 → 236
Zend_Controller_Router_Rewrite::addConfig 215 → 232
smarty_core_read_cache_file 224 → 222
Zend_Config_Ini::_processSection@1 367 → 183
Zend_Controller_Router_Route::getInstance 226 → 158
Zend_Controller_Response_Abstract::outputBody 202 → 143
サイトトップページ全体では主にcacheを使ってるのですが、それだけでも7msは速くなってます。
レスポンス時間は全体の3割減となりました。
パフォーマンスチューニング仕切ってcache化したものが更に速くなるのは嬉しいですね。